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■螺鈿アート「ら・でん」は、螺鈿と左官技術を合わせた新しいアート作品です。

螺鈿とは、貝殻の内側の真珠質の部分を薄く研磨し、色々な形に加工して漆器などの工芸品に装飾として貼り付ける技法で、日本でも奈良時代の頃から使用されていました。

この螺鈿を、塗り壁に貼り付けるように製作したのが弊社オリジナルの「螺鈿アートシール」です。

この「螺鈿アートシール」を製作する上で培ったノウハウと自社の左官技術を応用して、螺鈿と左官を組み合わせたアート作品である、螺鈿アート「ら・でん」を製作しました。






実際の作品写真です。

これは、あわび貝を加工したものを貼り合わせて龍を作り(螺鈿)、周りは漆喰の磨き仕上げを施しています(左官)。

この作品のサイズは、600×600mmです。

下地は、自社開発の荒壁パネルを使用しています。



■螺鈿アート「ら・でん」は、あわび貝を様々な形で用い、作品を作っていきます。

伝統工芸としての螺鈿は、貝を限りなく薄く使い、また、真珠質の光沢のある部分を使用するなど、繊細で美しい作品が特徴でした。

一方、螺鈿アート「ら・でん」は、貝の厚みが持つ質感を生かし、また、真珠質の部分のみを使うのではなく、貝の外側のごつごつした部分を使ったり、時には貝を細かく砕いたものを使ったりと、あらゆる形で貝を使っています。

さらに、螺鈿の周囲は、自社の持つあらゆる左官の仕上げ方法で仕上げています。

そのため、螺鈿アート「ら・でん」は、今までの螺鈿工芸にはないオリジナル性の高い作品となっています。



■螺鈿アート「ら・でん」の製作工程

@まず、あわび貝を加工して絵を形作ります。



A貝で作った絵を、荒壁パネルに貼り付けます。
 貝のごつごつした面を使ったり、細かく砕いた貝を貼ったりもしています。
 


B貝を下地の荒壁パネルに貼り付けた後、螺鈿の周りを左官で仕上げます。
 


C左官が仕上がったら完成です。




■螺鈿アート「ら・でん」作品例





■螺鈿アート「ら・でん」のご注文について

螺鈿アート「ら・でん」は、自社製造の荒壁パネルを下地として、その上に螺鈿・左官仕上げを施したもので、壁に掛けて飾ったりできるようになっています。

螺鈿アート「ら・でん」の作品の種類は、随時追加していく予定です。

また、ご希望の絵やデザインがあれば、それを下絵として製作することも可能です。

価格は、作品の大きさや製作の手間によってそれぞれ変わってきます。

螺鈿アート「ら・でん」の製作依頼やご質問は、お電話・メールなど、随時受け付けております。





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