近年、食べものづくりは、そのエネルギーのすべてが電気・ガスになっています。
しかし、昔ながらの自然のエネルギーを使っての食べものづくりは、色々と手間がかかりますが、楽しさと遊び心にエコ志向を合わせもつことを子供たちに教えるのに、良い教材になります。
マルヒロが荒壁パネルの素材の良さを応用して、なつかしい土竃(つちかまど)・土ピザ窯を作りました。
かまどにわずかな薪と炭で楽しくおいしいごはん・ピザが出来上がります。
■土竈 つちかまど(おくど)
炭・薪で食べものを煮炊きしていた時に、ご飯を作るときも、お米をかまどで炊いていた、それをおくどさんと言います。
一つくど、二つくど、三つくど、五つくど、和くど、洋くどと色々ありましたが、今、その一つくどを手軽にして、遊び心とエコ志向でご飯作りが楽しくできるよう、製作しました。
電気釜では1合でも約1時間はかかりますが、土竃(つちかまど)では、20分ほどでうすこげのできるおいしいご飯が炊き上がります。
土かまど
サイズ:幅330mm×高さ350mm
重量:約25kg
釜:8合炊(木フタ付)
■土ピザ窯
食文化が色々多様化されて以来、内外問わずその良いところを取り入れた食べものづくりが好まれています。ピザもその一つです。
このピザを自宅のガーデニングで簡単に焼き上げることができる、エコ志向のピザ窯を作りました。
ピザ窯の種類
●ピザ窯1号
サイズ:幅800mm×奥行600mm×高さ500mm
重量:約80kg
●ピザ窯2号
サイズ:幅600mm×奥行600mm×高さ400mm
重量:約40kg
●ピザ窯3号
サイズ:幅600mm×奥行500mm×高さ400mm
重量:約40kg
ピザ窯の据付
ピザ窯の火付けの要領(参考)
@炭を両側に中をあけて並べ、炭の間に薪を7〜8本入れて点火する。
A燃え上がってから20分後に薪の燃え残りを出し、炭と残り火を両側に移動し、中をあけ、ピザを差し込む。
B2枚以上ピザを焼く場合は、火加減を見て薪を3〜4本入れ、追い炊きをして同じ要領でピザを差し入れ、焼く。
各商品の案内
●土竈(つちかまど)
サイズ:幅330mm×高さ350mm
重量:約25kg
釜:8合炊(木フタ付)
製造直売価格:¥38,000.-(消費税・送料別途)
●ピザ窯(1号・2号・3号の3種類)
1号型
サイズ:幅800mm×奥行600mm×高さ500mm
重量:約80kg
製造直売価格:¥68,000.-(消費税・送料別途)
台座サービス(合板・土パネル)
2号型
サイズ:幅600mm×奥行600mm×高さ400mm
重量:約40kg
製造直売価格:¥48,000.-(消費税・送料別途)
台座サービス(合板・土パネル)
3号型
サイズ:幅600mm×奥行500mm×高さ400mm
重量:約40kg
製造直売価格:¥48,000.-(消費税・送料別途)
台座サービス(合板・土パネル)
※ピザ窯発送の際の注意点
商品の発送は、基本的に西濃運輸で行います(京都市内など、地域等により自社配達の場合あり)。
配達はドライバーが1人でお伺いする形で、ピザ窯は重量があり1人では降ろせないため、配達当日の荷下ろしの際に、お手伝いいただく方を2〜4人手配いただきますよう、お願いします。
また、配達は基本的には玄関までで、設置場所への移動は行えませんので、ご了承ください。
土竈・土ピザ窯 製作について及び注意事項
土竈・土ピザ窯の製作については、伝承的在来工法を活かし、尚、素材については当社製品の荒壁パネルの保温・保湿効率の良い素材にて作成しております。
昔ながらの食べものづくりのため、電気・ガスのようにご飯・ピザの炊き上がり、焼き上がりは一定ではなく、火加減・時間等により変わります。そして、おいしくできた・失敗したといった食べものづくりの過程そのものを楽しむものとして本製品はあります。
取扱いについても、今はあまり使用しない薪・炭の火力を使いますので、その扱いについては十分お気をつけてお願いいたします。
万一、引火等の事故が発生した場合も、当社は一切責任を持ちませんので、ご了承の程お願いいたします。
また、使用後は窯の余熱が冷めるまで養生材・シート等はおかけにならないよう、お願いいたします。
土竈・ピザ窯の仕様
型成6m/m筋により骨組を形成の上、メタルラス貼り、モルタル下塗りを施しています。
内外共、和紙・土・石灰系硬化材による下塗り・中塗り施工。乾燥後、漆喰及び土系資材にて上塗り。床は耐火材による貼り付け仕上げです。
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